外灯に照らされた夜の高速道路のように、均等にライトを配置して地面を照らせば、一本の道のようになる。

これを林で展開した場合、ケモノ道にすらならない木々の間や草薮の中を、ジグザクと自在に角度を変えていき、まだ誰も足を踏み入れていない真新しい光の道がそこに出現する。また一方で点光が集まり面となって中心にとどまるさまは、動きのある直線的な光とは対照的といえるかもしれない。