水面の反射を利用して、ペン先ほどの口径のストロボ光をスポイトで水を垂らすかのように千発以上発光し、水面と水底の両方を写し出す。

川の流れが強くなるほど、水面の揺らぎに光の輪は形を失い、光の粒が拡散しながら水底を侵食(無数の細かい白抜き)していくように画面全体を覆っていく。制御・具象から制御不能・抽象へと変化していく。